マーケティング

マーケティング戦略策定のプロセス(MBAのひな型となっている7ステップ)

1.消費者分析

・ニーズと用途は何か
・誰が買い、誰が使うのか
・購買プロセスは?
・高価高付加価値(高信頼性、高ステータス)、低価格
・ターゲットセグメントは?(市場の細分化)
主要4セグメント変数
1)地理的変数
2)人口動態的変数・・・年齢、性別、収入、学歴、職業、民族、宗教、人種
3)心理的変数・・・ライフスタイル、性格
4)行動変数・・・使用状況(量、方法)、購入機会、ブランドロイヤリティ(ひいき)、価格・販促の反応性

セグメント評価の基準
測定の可能性、アクセスの可能性、実質性、採算性、競合性、有効性、防衛性

2.市場分析

・関連市場はどこか
・製品ライフサイクル(PLC)どの段階にあるか。導入期、成長期、成熟期、衰退期
・業界での競争要因は何か(品質、価格、広告、研究開発、サービス)

3.競合分析と自社分析

・得意分野は?
・市場での存在は?
・経営資源は?

4.流通チェネル見直し

・消費者の手に届くまでの中間業者は?
・どの程度の利益を得ているのか?
・中間業者の支配力は?

5.マーケティング・ミックスの立案

※マーケティングミックスとは、マーケティング戦略において、望ましい反応を市場から引き出すために、ツールを組み合わせることである。
4P:売り手側の視点・・・Product(製品)、Price(価格)、Place(流通)、Promotion(プロモーション)
4C:顧客側の視点・・・Customer solutionまたはCustomer Value(顧客ソリューションまたは顧客価値)、Customer cost(顧客コスト)、Convenience(利便性)、Communication(コミュニケーション)

6.経済性評価

収益性があって無理のないプラン作り
コスト、損益分岐点、投資金の償却期間

7.プランの修正

教材スティーブン・シルビジャー.10日で学ぶMBA.SOFTBANK Publishing.2002年

10日で学ぶMBA (SBP business)

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