ブランドとアクセス解析
アクセス解析セミナーの中で「ブランド」の話がでました。
■マーケティング
ブランドの前に・・・
マーケティングとは何なのか?
1. 市場調査
2. 広告宣伝
3. 販売活動
マーケティングの話をするときは、どの話をしているのか注意する必要がある。
自分が、マーケティングで最初に思いつくのは「市場調査」です。
■ブランド
ブランドってなに?
ブランドは、製品・サービスの持つ価値のこと
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その価値は、有形価値と無形価値に分けられる。
有形価値・・・機能面の価値
無形価値・・・機能以外の価値、イメージ、優越感、信頼感、自己満足
有形価値での差別化が難しくなっている。
そこで出てきたのが、製品とサービスを融合した差別化
例:メルセデスやレクサスなど、車の機能だけでなく、販売後のサービスで差別化。
今週の日経ビジネスにも、興味深い記事「反古典の消費学」が掲載させれている。
大衆=平均値では完全になくなっている。所得格差による差別化。マスを狙うマーケティング論はもう要らないとまで・・・
ブランドを構成する2つの要素 → イメージと体験経験
ブランドは、ブランドイメージとブランド体験のサイクルを繰り返すことにで形成される。
■インターネットがもたらしたこと
ユーザの購買行動と情報行動は、インターネットの普及によって変わってきた。
従来のユーザ行動は・・・マスメディア(TVなど)による認知・興味→購買行動
例:特撮系番組
番組の中でキャラクターに興味を持たせる。
CMでキャラクター商品があることを認知させる。
休日の午前中に放送することで、放送後、外出した時に購買へと導く。
インターネットの普及により・・・認知・興味→比較→購買行動
ユーザは製品・サービスに関して、情報行動を容易にとれるようになった。
そして、3ステップすべてをネットによって完結することも可能である。
ユーザは、ネットにより知りたかった情報を自ら知りたいときに知ることができる。
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ネットの普及は、コンシューマが詳細な情報を入手することを可能にし、購買できる機会を拡大させた。
■アクセス解析
アクセスログはユーザ足跡であり、どれだけの人がどこからきたのか(リファラ)がわかる。
ブランドイメージにマッチした体験経験ができるサイトになっているか?
ユーザの期待値、興味にあったサイトであるか?
1. ターゲットユーザの目的・目標を達成させるための
プロセスに関して仮説を立てる。
2. 実際にユーザが仮説通りの行動をとっているかを
検証するためにアクセスログを利用する。
[ポイント]
アクセス解析は、数字を記録したり確認することが目的ではない。
問題を解決するためのデータをとり、数値を読み取る必要がある。
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どんなアクションを取るため、何をするためのデータが欲しいのか?
データは、目的にあった取り方をする。
■集客
ほとんどのユーザは、目的をもってインターネットを利用しているので、いかに早く目的のページに導くかが重要になる。
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カテゴリ毎や目的別のページからユーザをコンテンツに誘導することで、ユーザの満足度をあげる。
※ユーザのとった行動のきっかけをリファラから探ってみる。
検索エンジンからの集客で、ユーザを満足させるためには
[テクニック]
・フレームはつかわない。
・ポップアップwindowをやめる。
・PDFはやめる(acrobatが起動するあの間をいやがる人が多い)
・PDFをテキストにするだけでも非常に有効なSEO対策にもなる。
[テクニック]
検索結果で上位にきていない、目的のあるキーワードを探し出し上位に表示されるよう